★ポンド/円では、フィボナッチ係数の34日単純線が上値抵抗ラインとなりことが多い。しかし、そこには条件があり、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）がある程度買われ過ぎまで上昇している場合ということになる。現在34日線は157.31円に位置している。しかし、ストキャスティクス・スローは低位に位置している。戻り基調から34日線を上抜けしてもストキャスティクス・スローは過熱感が出るほどの上昇はなさそうだ。そうなると、直近高値を付けたようなパターンになる可能性が高い。現在89日線は161.88円に位置していることから、その近辺まで上昇したところでストキャスティクス・スローが過熱感が出ると反転する可能性となる。

基本的には、英国のEU離脱を問う国民投票を控えていることから、リスク的には売り目線で見た方がリスクが小さいように思える。