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本日 東京株式市場が7連敗となれば民主党政権末期以来

  • 2016/05/09
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 先週末の米株市場は4日ぶりに反発。S&P500種株価指数は0.3%上昇して2057.14 。 NYダウは79.92ドル高の17740.63ドル。4月の米雇用者数が7カ月ぶりの低い伸び率となったことなどから、FRBは緩やかな利上げを目指すとの観測が広がったことが背景。NY原油先物市場ではWTI先物がカナダ産原油の供給不安などを背景に小幅続伸。WTI先物6月限は前日比34セント(0.77%)高い1バレル=44.66ドルで取引を終了。朝方発表された米雇用統計で雇用者数の伸びが予想を下回ったことで、ドルは一時的に下げ幅を拡大する場面も観測されたが、ダドリー米ニューヨーク連銀総裁の発言で値を戻す展開となった。NY連銀のダドリー総裁はニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで、年内2回の利上げは引き続き「妥当な予想」と述べた模様だ。先週末のCME225清算値(円建)は16080円と、OSEの日中終値比で変わらずの水準。一時はOSE225の日中安値15980円を下回った場面も観測され、15840円(21:45)まで下落、その後は、欧米株の反発もあって切り返しをみせた。日銀金融政策決定会合ショックが未だ海外勢から払拭されていない現状から、今日の東京株式市場も引き続き上値が重い展開か!?為替相場でドル高傾向に振れない限り、日本株が上がるには難しい地合い継続か?本日、下落して7連敗となると、民主党政権末期の2012年11月以来となる。アベノミクスの真価を問われる日となるか、ある意味注目。

【買い材料】

・米国株式市場-上昇 雇用統計後の下落から反発
・NY原油先物-続伸 方向感ないがプラス圏で週引け、リグ減少
・NY為替-弱い米雇用でドル売り先行も一方へ加速せず
・恐怖指数VIXは14.72、前日比低下

【売り材料】

・米4月非農業部門雇用者数+16.0万人、予想+20.2万人(前回発表値 +21.5万人)
・欧州債-続伸 弱い米雇用統計を受け、安全志向が強まる

【その他注目点】

・米債券市場-続落 雇用統計は判断が分かれる内容
・NY連銀推計ナウキャスト、4-6月期GDP予想+0.8%維持
・欧州株式市場-まちまち 米雇用統計や高官発言の解釈は様々
・ポーランド中銀、政策金利を1.50%に据え置き-予想通り
・NY金先物-反発 弱い米雇用統計で資金の引きあげリスク低減
・CME225先物は大阪取引所比で横ばい、16080で引け
・CRB指数-反発 コーヒー、大豆が上昇  ニッケル、アルミニウムが下落
・中国住宅・都市農村建設部、賃貸住宅仲介の不正行為を取り締まり
・格付け会社フィッチ「オランダの『AAA』格付け確認、見通し『安定的』」
・休場:フィリピン、ロシア
・ダドリーNY連銀総裁
「(米雇用統計)人々の期待より弱かったが、自身の経済見通しに大きく影響しない」
「(年内2回の米利上げ見通し、依然として)妥当な予想」
・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁
「(米国の)マイナス金利の導入は選択肢の一番下にある」
「QE4が必要ならFRBはフォワードカイダンスを活用」

08:50  日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(3月14・15日分)    
08:50  日銀当座預金増減要因(5月見込み)    
09:00  毎月勤労統計(3月)  
14:00  消費者態度指数(4月)    

15:00  独・製造業受注(3月) 
16:15  スイス・消費者物価指数(4月)  
20:25  ブ・週次景気動向調査    
23:00  米・労働市場情勢指数(4月)   

《決算発表》

極洋、マルハニチロ、協和エクシオ、日本ハム、宝HD、ライオン、旭硝子、日本特殊陶業、JUKI、ブラザー工業、浜松ホトニクス、三菱重工業、ドンキホーテ、HOYA、住友商事、アコム、東京建物、GMOインタ、カプコンなど

《海外決算発表》

エクセル・エナジー、タイソンフーズ

場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740

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