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豪ドル/円の一目均衡表日足!
- 2016/05/04
- アジアタイム
★豪ドル/円の一目均衡表の日足では、昨日79円半ばまで下落したものの、一旦戻り基調となっている。ただ、上値では4月7日の安値のネックラインが80.67円にあり上抜け出来るかが焦点となる。現在は雲の下限を下抜けしている。また26期間先の先行スパンでは、先行スパン1と2がネジレを起こし、先行スパン2が上になった。そのため、下落基調は維持していることになる。転換線や基準線は横向きとなってきているが、転換線が下にあることで、現在は下落後のあや戻しとなる可能性も高い。
MACD(パラメータ:12、26、9)では、ゼロラインの下にあり、MACDとシグナルがかい離幅を広げて下落している。一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、%Kと%Dは共に10%台と売られ過ぎの感があるので、やや戻し基調となっている可能性が高い。ただ、ストキャスティクスの弱い処は、トレンド発生時に弱いことである。そのため、MACDをメインに見ていく方が信頼度は高い。
今後の注目点では、4月7日の安値を上回ることが出来るか?という点にある。また、上抜けした際でも雲の下限が上値抵抗ラインとして意識されやすい。一方で、MACDは下向きを維持していることから、一旦下落基調となると、昨日の安値79.51円が一旦の下値目処となる。
豪ドルは昨日政策金利を引き下げたばかりであるほか、原油価格が上値が重くなってきているので、ここから買い上がるにはリスクがありそうだ。MACDが横ばいになるまでは様子見となる。