★米長期金利低下に伴う円買い・ドル売りが入り一時105.51円と2014年10月16日以来の安値を更新した。欧州序盤では全般的なドル買い戻しの動きに沿ってドルが下げ幅を縮小、105.85円前後でもみ合い推移となった。ドルが売り込まれた反動からショートカバーが進んだ。その後も、主要付かに対するドルの値動きを示すドルインデックスが一時92.821まで上昇するなどドル高が継続したことを支えに106.30円まで値を上げた。麻生金融相がフランクフルとで『円の激しい動きを懸念』、『必要に応じて円の動きに対応する』などと発言したことも相場を支えた面がある。早朝、東京市場が休場で市場参加者が少ないなか、107.00円を上抜けると目先のストップロスを巻き込みながら107.45円まで値を上げた。