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日経225の長期トレンドの重要な節目攻防!

  • 2022/01/26
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★日経225の長期トレンドを示す月足では、21年2月高値30,714.52円と21年9月高値30,795.78円をトップとした2つの山状のダブルトップのパターンになっている。そのダブルトップの21年8月の安値26,954.81円のネックラインの攻防となっている。

ネックラインを下抜けるようなら、テクニカル分析的には下押しバイアスが強まりやすくなる。

わずかに下向きになってきた12ヵ月SMA(赤線)を下抜けており、下落基調が強まってきている。

ネックラインを下抜けした場合は、下値模索的な動きになりやすい。

そのため、08年10月安値6,994.90円と21年9月高値30,795.78円を結んだフィボナッチ・リトレースメントと白銀比率から下値目処を探る。

フィボナッチの23.6%押し25,178.77円、白銀比率の29.8%押し23,703.12円、フィボナッチの38.2%押し21,703.84円が下値目処として意識される。

また、9月高値30,795.78円とネックラインの26,954.81円の値幅である3,840.97円をネックラインの価格から差し引いた23,113.84円も重要な下値目処として意識される。

 

ネックラインを明確に下抜けするようなら、大きな下落調整となりやすいことから注意が必要となる。一方、サポートして意識され反発するようなら、三尊天井の高値を狙う展開になりやすい。

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