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ドルは現行の金融政策維持で失望売り!
- 2016/04/28
- アジアタイム
★ドル/円は、日銀の政策決定会合を控え追加緩和期待による円売り・ドル買いが強まっていたが、現行の金融政策が決定で失望感からドル売り・円買いが加速した。ドル/円は、追加緩和期待から朝方111.88円まで上昇した。しかし、現状維持が決定したことが報じられると、失望感から円は一転買いが強まり、ドル/円は108.74円まで約3円下落した。
先週末の一部通信社の報道から追加緩和への期待感が強まり、リスク選好の円安・株高で進んでいただけに、失望感も強い結果となった。
経済物価展望レポートや黒田日銀総裁の会見を睨み、一旦109.20円台で落ち着いてきている。
ただ、時間外取引でNYダウは100ドル超下落・米10年国債利回低下・NY原油も下落していることから、リスク回避の動きとなりやすい地合いは継続している。