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ドル/円はFOMC後は111円半ばで推移!
- 2016/04/28
- NYタイム
★FOMCや日銀金融政策決定会合を前に様子見ムードが強く方向感は出なかった。欧州序盤は原油価格の上昇や日経平均先物が上昇したことでドル買いが進行し、一時111.39円まで上昇した。その後は、FOMC結果待ちのなか、持ち高調整が続いたが米長期金利が低下したことで111.10円台へジリ安となった。米3月中古住宅販売成約指数は前月比+1.4%となり、市場予想の+0.5%を上回った。住宅関連指標を好感したドル買いが優勢となった。米FRBの米 連邦公開市場委員会(FOMC)では、市場の予想通り政策金利が据え置かれた。ただ、声明では前回まで使われていた『世界のイベントが見通しにリスクを与 える』との文言が削除された。しかし、『経済に減速の兆しが見える』と、経済の判断を下方修正したことで中立的な声明となった。ただ、米長期金利が大幅低 下し、ドル安となった。ただ引けにかけては、日銀金融政策決定会合を控え再びドルが買い戻された。