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東京株式市場4連騰、日銀追加策思惑で切り返す展開
- 2016/04/22
- アジアタイム
後場の東京株式市場は、金融機関が資金を預ける当座預金の一部に適用しているマイナス金利について、日銀は金融機関に対する貸し出しについてもマイナス金利の適用を検討する案が浮上していると報じられると、日経平均は上げ幅を拡大させた。終値は前日比208円87銭(1.20%)高の1万7572円49銭で、2月2日(1万7750円68銭)以来約2カ月半ぶりの高値を付ける展開となった。東京外国為替市場では円が急反落。日本銀行が金融機関への貸し出しへのマイナス金利の適用を検討報道で、円は対ドルで1ドル=110円台ヘ下落した。東証1部の売買代金は概算で2兆7889億円。売買高は30億1111万株。東証1部の値上がり銘柄数は1175と全体の60%超を占め、値下がりは637、変わらずは140だった。JPX日経インデックス400は4日続伸して前日比132.85ポイント(1.05%)高の1万2753.05で、TOPIXも4日続伸して終値は13.82ポイント(0.99%)高の1407.50となった。OSE225先物6月限は4日続伸、160円高の17570円で取引を終了。値幅は390円で比較的大きく、売買高は7万5244枚。週足では2週連続の陽線となり、週足・基準線(17420円)を終値ベースで上抜き、今後は26週線(17676円)を意識する展開が想定される。クリアが出来れば、2月1日高値(17900円)を試す場面もありえるかもしれない。