★4月のオーストラリア準備銀行(ＲＢＡ)議事要旨で「金融政策は非常に緩和的であることが適切」「豪ドル高が経済のリバランスを複雑にする可能性」「低インフレで一段の緩和余地生じるだろう」「労働市場は年初よりも著しく強い」などと伝わった。豪ドル高懸念したコメントや一段の金融緩和余地に関する見解が示されたが、豪ドルは底堅い展開となっている。

20日移動平均線の±2シグマのボリンジャー・バンドでは、±2シグマとも横向きとなっている。ただ、20日線の84.23円を上回ってきているので、上昇が継続する可能性が高い。今後ボリンジャーバンド幅が縮小するスクイ―ズ後の動きに注目となる。また、直近高値では、200日移動平均線が上値抵抗ラインとなったが、現在86.00円に位置していることから上値目処となる。