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ドル/円は米株高・長期金利上昇でドル高に
- 2016/04/19
- NYタイム
★欧州市場序盤の取引では、株価がやや持ち直すなか、リスク回避による円買いポジションを解消する動きが優勢となり、ドル/円、クロス円が東京タイムの下げ幅を縮小した。107円台後半の下値抵抗根強く、108円台前半へドルが持ち直した。原油価格のショートカバーに伴い株価が買い戻されていることが相場の下支えとなった。米長期金利が上昇に転じたことなどをながめ円売り・ドル買いにつながった。ダドリー米NY連銀総裁は『米国は著しい不透明感と向かい風に直面している』、『金融政策は緩やかで慎重に調整』などと述べたが、目立った反応はなかった。前週末の安値108.60円を上抜けると目先のストップロスを継続的に誘発し、108.80円台に値を上げた。その後も米国株高・米長期金利上昇維持で108円台後半で推移した。ただ、一目均衡表転換線が位置する109.14円が戻り目処として意識されると上値が重くなった。