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5分足で分かるドル/円欧米市場動向  米景気後退入り懸念緩和でリスク選好の円売り!

  • 2022/05/24
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、台湾を巡りバイデン米大統領が中国をけん制し、それに対して中国側も反発したことで、リスク選好ムードは後退し、米長期金利が2.84%台から2.80%台まで低下したことがドルの重石になった。欧州市場では127円半ばを維持する底堅く推移した。ラガルドECB総裁が金融正常化に積極的な見解を示し、材料視された。堅調だったユーロ/円が上げ幅を縮小するのに伴い、ドル/円も上値を切り下げた。米長期金利が再び上昇基調となったことや強含むNYダウ先物などが支えとなり、ドルの買い戻しが優勢になった。

 

米長期金利は2.84%台まで再び上昇し、NYダウ先物が300ドル高と堅調な動きを眺めリスク選好の円売りが継続した。米長期金利が一時2.79%台まで低下する中、ドルの上値が重くなり押し戻された。バイデン米大統領が会見で、インフレを押し上げている対中制裁を見直す方寸を示したほか、主要米銀のCEOが金利の上昇が金利収入につながり、業績などに楽観的な見解を示したことも安心感につながり、リスク回避の動きが後退した。米長期金利が2.86%台まで上昇したことなどが支えとなりじり高が継続した。NYダウが一時700ドル上昇する中、米株高を背景にリスク選好の円売りもあり底堅い展開になった。

 

★欧米主要経済指標

・米・4月シカゴ連銀全米活動指数:0.47(予想:0.5、3月:0.36←0.44)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は127.36-94円のレンジ

・ECBの早期利上げ期待を手掛かりにしたユーロ買い

・米10年債利回りがNY時間に入って2.86%台まで上昇幅拡大

・米国の景気後退入りへの懸念が緩和されリスク回避の動きは後退

・ハイテク株などを中心に値ごろ感を意識した買い

・VIX指数は28.43から28.48へわずかに上昇

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