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5分足で分かるドル/円欧米市場動向  新型コロナウイルス感染拡大による警戒感強まる!

  • 2020/02/26
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、ドルは前日終値近辺でもみ合い商状となった。なお、欧州株は堅調に取引を開始した。しかし、欧州株が伸び悩み、米長期金利が再低下となったことも重石となり、ドルは日中安値を更新した。その後、欧州主要株式市場が全面安となり、NYダウ先物が上げ幅を急速に縮小したことを眺め円買いが優勢となった。ただ、リスク回避目的の円買いが強まったが、前日安値の110.33円が意識されると110.50円台まで下げ渋った。

 

NYダウ先物が130ドル超高まで買い戻される動きを眺めてドルが持ち直す展開となった。しかし、2月米消費者信頼感指数と2月リッチモンド連銀製造業景気指数が予想より弱い内容となったことが重石となりドル売りが優勢になった。米長期金利が1.33%まで低下し、朝方200ドル近く上昇していたNYダウが下げ幅を拡大し190ドル安となるとドル売りが強まった。その後もNYダウが下げ幅を拡大したことで、リスク回避や米長期金利の低下を背景に円買いが強まった。米国株の下落幅がさらに拡大する中、リスク回避の地合いが継続した。米長期金利は1.3121%まで過去最低水準を更新した。

 

★欧米主要経済指標

・米・12月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+2.85%(予想+2.85%、11月:前年比+2.54%←+2.55%)
・米・12月FHFA住宅価格指数:前月比+0.6%(予想:+0.4%、11月:+0.3%←+0.2%)
・米・2月リッチモンド連銀製造業指数:‐2(予想:10、1月:20)
・米・2月消費者信頼感指数:130.7(予想:132.2、1月:130.4←131.6)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は109.83-110.85円のレンジ相場

・肺炎が世界的にまん延するとの警戒感根強い

・米10年債・30年債金利が過去最低水準

・弱い米経済指標受けドルの重石に

・CDCが米国内の新型肺炎の感染拡大に備えるよう警告

・VIX指数は25.03から27.85へ上昇

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