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5分足で分かるドル/円欧米市場動向!  111円台の上値の重さを再認識!

  • 2018/05/23
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、米長期金利の上昇を背景に欧州勢からのドル買いが強まり、一時111.19円まで値を上げた。対ユーロでドル安が加速した影響から、ドル買一巡後は上値が重くなり111.00円台割れまで一転下落した。ただ、米長期金利やNY原油先物の上昇に支えられる一方、全般的なドル売り戻しの動きに戻りを圧迫され、111.00円を挟んでもみ合い相場となった。その後も戻しの動きがあったものの、上値の重い展開となった。欧州株は全面高、NYダウ先物も上昇し、米長期金利も3.07%台で推移していたが、持ち高調整のドル売りが優勢となった。ただ、前日安値110.75円が目先サポートとして意識されると下値を切り上げた。イタリア株の失速やイタリア国債の下落を受けて、ユーロ売り・ドル買いが優勢となり、ドル/円でもドル買戻しの展開となった。米長期金利が3.05%から3.07%まで上昇したことや、米5月リッチモンド連銀製造業指数が16となり、市場予想12を上回ったことで、111円台まで回復した。NYダウの下落や米長期金利の上昇幅縮小でじわりとドル売りが強まった。トランプ大統領が米朝首脳会談の実施に懐疑的な見方を示したほか、米2年債入札が好調だったためドル買いが後退した。引けにかけてNYダウが軟調に推移したこともあり、戻りは限定的だった。

 

ドル/円は方向感を欠いた値動きとなり、111.00円台の上値の重さが再び意識される展開となった。安値引けとなる値動きとなったことから、アジア時間帯でも上値の重い展開が予想される。NYダウがこのところ強い地合いであったことから、トランプ大統領から過激な発言が出やすく、昨日も北朝鮮や中国に対して強い発言が出た。

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