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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 NY市場ではドル/円は硬直相場!

  • 2020/10/03
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、トランプ米大統領のウイルス陽線報道で一時105円割れとなったが、欧米株は軟弱推移も一旦は落ち着きを取り戻したことでドルは下げ渋った。欧州市場では、ユーロ・ドルのさえない値動きにより、ドル/円は下げ渋り105.20円付近でもみ合い推移となった。NYダウ先物が420ドル安に再下落となったことを受け、リスク回避のドル高・円高が優勢となった。欧米株安を受けドルはリスク回避の買いも観測され、対円で下げにくい展開となった。

 

米9月雇用統計の発表後の反応は鈍く、市場はトランプ大統領の容態と今後のウイルスの進行具合、政権内の拡散状況に目が集まっていた。米追加経済対策の与野党協議難航懸念などにより、NYダウ先物は480ドル安と大幅下落で、リスク回避のドル買いがサポートした。NYダウ先物が100ドル安程度まで下げ幅を縮めたことでドル/円にも買い戻しが入ったほか、米長期金利も上昇に転じたことが相場の支援材料となった。トランプ米大統領の症状は軽度ということもあり、105.30円台でもみ合いとなった。その後は、新規の手掛かりも乏しい中、週末のNYタイム後半に入ると、105.35円付近でほとんど動意はなくなった。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・9月消費者物価指数速報値:前年比-0.3%(予想:-0.2%、8月:-0.2%)
・ユーロ圏・9月消費者物価コア指数速報値:前年比+0.2%(予想:+0.4%、7月:+0.4%)

 

・米・9月非農業部門雇用者数:+66.1万人(予想:+85.9万人、8月:+148.9万人←+137.1万人)
・米・9月民間部門雇用者数:+87.7万人(予想+85万人、8月:+102.2万人←+102.7万人)
・米・9月平均時給:前年比+4.7%(予想:+4.8%、8月:+4.6%←+4.7%)
・米・9月失業率:7.9%(予想:8.2%、8月:8.4%)
・米・9月不完全雇用率:12.8%(8月14.2%)
・米・9月労働参加率:61.4%(予想61.9%、8月61.7%)
・米・9月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:80.4(予想:79.0、速報値:78.9)
・米・9月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:2.6%(速報値:2.7%)
・米・9月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:2.7%(速報値:2.6%)
・米・8月製造業受注:前月比+0.7%(予想:+0.9%、7月:+6.5%←+6.4%)
・米・8月耐久財受注改定値:前月比+0.5%(予想:+0.4%、速報値:+0.4%)
・米・8月耐久財受注(輸送用機除く)改定値:前月比+0.6%(予想:+0.4%、速報値:+0.4%)
・米・8月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比+1.5%(速報値:+1.5%)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は105.06-39円のレンジ

・英国とEUの主席交渉官級による協議は大きな進展なし

・トランプ大統領の症状は軽度と伝わる

・米与野党が追加経済政策の協議は続行で合意には楽観的

・9月雇用統計で雇用者数の伸びが予想以上に鈍化

・NY原油先物市場は一時36.63ドルまで下げ幅拡大

・VIX指数は26.70から27.63へ上昇

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