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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 NYダウにらみの発言増える!

  • 2018/06/26
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、NYダウ先物と米長期金利の下落が一服となる中、リスク回避の動きは一巡し、109.50円を挟んだもみ合いとなり、方向感の欠いた動きとなった。欧州株が全面安、NYダウ先物も下落が続き、米長期金利が2.87%台に低下したことでドル売り・円買いに振れた。米長期金利が2.88%台まで持ち直したことで、ややドル買いが入りやすい地合いとなった。ただ、欧州株は引き続き全面安、NYダウ先物も軟調地合いが継続した。米長期金利が低下幅を縮めたほか、NYダウ先物が下げ幅を縮小したことでショートカバーが入った。米商務省が発表した5月新築住宅販売件数は前月比+6.7%の68.9万戸となり、市場予想66.7万戸を上回り昨年11月来で最高となった。一方、4月分は64.6万戸と、66.2万戸から下方修正された。新築住宅は住宅市場の中で占める割合は小さいが、同指数は契約時点での統計となるため、住宅市場の先行指数として注目される。市場予想を上回った結果にもかかわらず株安を嫌ったリスク回避の動きが継続した。 米6月ダラス連銀製造業活動指数は+36.5となり、市場予想の+24.9を大きく上回る改善となったことや、NYダウが270ドル安と一旦の下げ渋りとなり、リスク回避の円高圧力が緩和した。NYダウが一時440ドル超下落し、日経先物が250円下げると円買い・ドル売りが入った。ピーター・ナバロ国家通商会議(NTC)委員長が『トランプ米大統領の貿易政策について誤解がある』『米国の4%成長に強気』などと述べると円売り・ドル買いで反応し、一時110.04円まで上げた。

 

欧米市場では109.40-70円のレンジ相場であったが、ピーター・ナバロ国家通商会議委員長の発言でドルのショートカバーが入り一時110円台を回復したものの、上値が重く押し戻される展開となった。引けにかけて市場参加者が減少していたことも、ドルの急騰となった。一旦レンジ相場を上抜けしたことから、レンジ上限の109.70円を維持出来るかが注目される。今回もNYダウが1月26日の高値から10%(23,955.04ドル)近くまで下落してきたことで、トランプ政権内から株価をフォローするような発言が出た。トランプ政権も、そろそろ株価にらみの発言となりそうだ。

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