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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 110円台乗せに苦戦しドルはじり安傾向!

  • 2020/01/23
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • ホットニュース

 

★欧州市場朝方の取引では、株高が一服となる中ドル/円・クロス円は上昇幅を縮小し、前日比小幅高水準でもみ合い推移となった。なお、欧州株は堅調に取引を開始した。中国の新型肺炎に対する過度の懸念が後退して欧州株もほぼ上昇し、ドル/円は小動きとなった。欧州株は高安まちまちの状態となり、方向感なく推移した。トランプ大統領の『FRBの利上げは大きな過ちだった』などの発言に市場は特に反応しなかった。欧州に入り109円に下落した後は上値の重い相場つきとなり、110円台乗せに苦戦の動きとなった。

 

英国製造業関連指標が改善したことで、対ポンド中心にドル売りが進んだ流れに沿って109.82円付近まで下押しした。また、米長期金利が低下に転じたことも相場の重石となった。NY市場では109.90円を挟んでの小動きにとどまった。NYダウは小高い水準で伸び悩み、米長期金利は前日終値水準の1.77%前後で小動きとなった。

 

★欧米主要経済指標

・英・12月公的部門純借入額(銀行部門除く):+48億ポンド(予想:+53億ポンド、11月:+49億ポンド←+56億ポンド)

 

・米・12月シカゴ連銀全米活動指数:-0.35(予想:0.13、11月:0.41←0.56)
・米・11月FHFA住宅価格指数:前月比+0.2%(予想:+0.3%、10月:+0.4%←+0.2%)
・米・12月中古住宅販売件数:554万戸(予想:543万戸、11月:535万戸)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円は109.82-110.04円のレンジ相場

・スイス中銀がスイスフラン売り介入実施の思惑が広がる

・英国の経済指標改善で早期利下げ観測後退

・五つ星党首の辞任報道を受け伊政局不安が浮上

・12月米中古住宅販売件数が予想を上回ったことで下支え

・VIX指数の12.85から12.91へ上昇

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