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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 10月米CPIが31年ぶりの6%台でドル買い!

  • 2021/11/11
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、米長期金利が1.48%近辺に上昇幅を広げたことを受けドルが堅調推移となった。なお。欧州株は小幅高で取引をスタートした。米系短期筋のショートカバーでドルは強含んだ。欧州市場では、今晩発表される米消費者物価指数の高水準が予想され、米長期金利の上昇でややドル買いに振れた。米長期金利が1.48%近辺で上昇幅を維持したことで、ドルの下押しは限定的で113.20円前後でもみ合いとなった。

 

10月米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで、米長期金利が1.49%台まで上昇したことでドル買いが優勢になった。9月米卸売在庫改定値が予想外に上方修正され1月来で最大を記録した。また、9月米卸売高もプラスに転じたことで、米長期金利が1.5%へ上昇したことで、ドル買いが継続した。米長期金利が1.52%台に乗せたものの、5日の米雇用統計後につけた高値114.03円を前にドル買いは一服した。米30年債入札後に米長期金利が1.58%台まで上昇するとドル買いが加速した。低調な入札結果を嫌気して米長期金利が1.59%まで上昇したことで、114.01円まで買われた。その後、米長期金利が上昇幅を縮小したことで上値を切り下げた。

 

★欧米主要経済指標

・米・先週分新規失業保険申請件数:26.7万件(予想:26.0万件、前回:27.1万件←26.9万件)
・米・失業保険継続受給者数:216万人(予想:205.0万人、前回:210.1万人←210.5万人)
・米・10月消費者物価指数:前年比+6.2%(予想:+5.9%、9月:+5.4%)
・米・10月消費者物価コア指数:前年比+4.6%(予想:+4.3%、9月:+4.0%)
・米・10月消費者物価指数:前月比+0.9%(予想:+0.6%、9月:+0.4%)
・米・10月消費者物価コア指数:前月比+0.6%(予想:+0.4%、9月:+0.2%)
・米・9月卸売在庫改定値:前月比+1.4%(予想:+1.1%、速報値:+1.1%)
・米・9月卸売売上高:前月比+1.1%(予想:+1.1%、8月:-0.9%)
・米・10月財政収支:-1651億ドル(予想:-1790億ドル、20年10月:-2840.71億ドル)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は112.93-114.01円のレンジ

・トルコリラは対ドルで一時9.875リラと史上安値を更新

・欧州市場では短期勢のショートカバーが入りドル買い

・10月米CPIが予想を上回ったことで米金利上昇でドル買い優勢

・10月米CPIは1990年11月来約31年ぶりの6%台乗せ

・米30年債入札が低調と受け止められ米金利が上昇幅を拡大

・VIX指数は17.78から18.73へ上昇

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