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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 過度な中東情勢緊迫化の後退でドル底堅い展開!

  • 2020/01/10
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、日経先物が続伸するなど前日からの株高が持続する中、リスク選好改善によるドル安・円安の流れが進展した。なお、欧州株は全面高で取引を開始した。米国とイランとの緊張緩和に思惑が広がる中、リスク選好的な円売りが強まった。欧州市場では、米長期金利が上昇地合いを維持したことで、全般的にドルが底堅く推移した。英国ではEU離脱関連法案の採決を控える中、まとまったポンド売りが出て、ドル買い圧力が高まった影響からじり高となった。ペンス米副大統領がイランに対して強硬な態度を示したことがドルの重石となったが、下押しは限定的となった。

 

上昇傾向の米長期金利や堅調な米国株をながめながら、ドル買いが進行した。その後、ウクライナ航空機がイランを離陸直後に墜落した件で、米当局者はイランが撃墜したと確信していると報じられると、ドル売りがじわりと強まった。また、好調な米30年債入札を受けて米長期金利が低下するとドルは下押しした。ただ、強いドルの地合いを変えるほどではなく、売り一服後は買い戻しが入った。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・11月失業率:7.5%(予想:7.5%、10月:7.5%)

・米・先週分新規失業保険申請件数:21.4万件(予想:22.0万件、前回:22.3万件←22.2万件)
・米・失業保険継続受給者数:180.3万人(予想:172.0万人、前回:172.8万人)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円は109.24∸58円のレンジ相場

・中東情勢の緊迫化に対する懸念の後退でリスク選好

・欧州各国の株式相場は軒並み上昇

・米副大統領がイランに対して強硬な態度も影響は軽微

・ウクライナ航空機をイランが撃墜との報道でも影響は軽微

・米国株は史上最高値を更新

・VIX指数は13.45から12.54へ低下

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