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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 経済活動の正常化期待からドル買い優勢!

  • 2021/03/30
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、株価が下げ渋り、米長期金利も1.660%付近に低下幅を縮小する中、リスク回避の動きが後退し、円売り戻しが優勢になった。なお、欧州株は高安まちまち、NYダウ先物は145ドル安で推移した。欧州市場では、米長期金利の上昇を受けドルに買いが入り109.60円付近に浮上した。欧州株が総じて堅調推移すると、リスク選好の円売りとなった。米長期金利の上昇が一服し、材料難で様子見ムードが広がった。ポンドや下落していた原油先物がプラスへ転じたことを受けて持ち直した資源国通貨に対するドル弱含みから109.55円前後へ下押しした。

 

米長期金利が1.68%台まで上昇したこともあり下げ渋った。米長期金利が1.69%台まで上昇したことを受けて、日中高値の109.80円や前週末高値の109.85円などを意識した動きとなった。朝方金融システム混乱への不安に下落していたNYダウが上昇に転じたほか、米長期金利が1.7%台へ上昇したこともあり、ドル買いが優勢になった。バイデン政権が4月19日までに全成人の90%にワクチン接種対象を拡大したため経済活動の再開が一段と加速、回復を支援するとの期待に長期金利が上昇し、ドル買いが強まった。米長期金利の上昇を手掛かりにした底堅い流れが続いた。

 

★欧米主要経済指標

・英・2月住宅ローン承認件数(中銀):8.77万件(予想:9.50万件、1月:9.74万件←9.90万件)

 

・米・3月ダラス連銀製造業活動指数:28.9(予想:16.8、2月:17.2)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は109.51-84円のレンジ

・ロンドンフィキシングにかけてユーロ売り優勢

・リスク選好の動きから米長期金利が1.70%台まで上昇

・米大統領が発表するインフレ投資計画への期待根強い

・4月19日までに9割の成人にワクチンの接種を行うと表明

・VIX指数は18.86から20.74へ上昇

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