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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米長期金利上昇でややドル買い戻し!

  • 2021/06/12
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、前日の欧州中銀の政策発表ならびに米CPI発表という重要イベントを通過し、為替は全般小動きになった。なお、米長期金利は1.440%近辺に小幅上昇、NYダウ先物は3ドル高に小幅続伸した。特段材料はないが、全般ドル買いの流れとなった。欧米株価指数は堅調で、株高を好感した円売りが観測された。米長期金利が1.428%付近に再低下となる中、ドル上昇は一服し、109.50円前後でもみ合いとなった。欧州市場では109.50円付近と変わらずの値動きになった。下値は堅いが、上値の重さも意識された。

 

米長期金利が1.45%台へ戻すなか、取引を活発化させてきた欧州勢のドル買いを後押しにドルは上昇した。ロシア中銀総裁のドル保有に関する発言や米6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値の予想を上回る上昇を受けて、ドル買いが優勢になった。欧州市場からの堅調地合いが引き継がれ109.84円の高値更新、その後も高値圏を維持しての動きとなった。米長期金利が1.45%台まで低下しており、ドル買いは後退気味となった。NY午後に入ると週末要因も加わり、109.70円台で動きが一段と細った。

 

★欧米主要経済指標

・米・6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:86.4(予想:84.2、5月:82.9)
・米・6月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:4.0%(5月:4.6%)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は109.31-84円のレンジ

・来週に米FOMCを控え様子見姿勢の強い展開

・週末を迎えたポジション調整目的のユーロ売り

・6月米消費者態度指数速報値が市場予想を上回る

・VIX指数は16.10から15.65へ低下

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