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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米長期金利上昇でドルじり高!

  • 2020/08/25
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、欧州株が寄り付き後から全面高で推移する中、リスク選好のドル安・円安地合いが持続した。なお、NYダウ先物が180ドル高で推移した。欧州市場では、欧州株式市場は主要指数が総じて強含むほか、NYダウ先物も堅調地合いとなり、株高を期待した円売りが主要通貨をサポートした。ジャクソンホールでのパウエルFRB議長のハト派講演への期待からNYダウ200ドル超上昇したことで、リスク選好のドル全面安となった。NY勢本格参入を控え、株高を背景にしたドル全面安の流れは一服した。その後、NYダウ先物が上げ幅を縮小したことでドルがやや反発した。

 

新型コロナウイルスの治療法拡大期待などから米国株は続伸して始まったものの、ドル/円相場の反応は限定的でもみ合う展開となった。米長期金利が0.62%から0.64%へ上昇したことでドル買いが強まった。21日高値106.07円や日足一目均衡表・転換線106.08円を控えてドル買いの勢いは強まらなかったが、米長期金利が上昇に転じたことで下押しも限定的となった。目立った動きはなかったものの、NYタイム朝からの底堅さは継続した。

 

★欧米主要経済指標

・米・7月シカゴ連銀全米活動指数:1.18(予想:3.70、6月:5.33←4.11)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は105.68-106.00円のレンジ

・英国がEUから『合意なき離脱』懸念からポンド売り

・新型コロナウイルスの新たな治療法やワクチンへの期待

・米長期金利が上昇したことでドル買い戻し

・米ジャクソンホール経済シンポジウムを控えて様子見ムード

・VIX指数は22.54から22.37へ低下

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