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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米長期金利に振らされる展開!

  • 2022/05/26
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、126.90円割れまで下落したが、下値の堅さを確認すると再び127円台を回復。欧州勢がドル買いで参入すると、127.30円付近まで日通し高値を更新した。NYダウ先物がマイナス圏に沈んだほか、米長期金利も低下基調となったことで、再び127円割れまで反落した。欧州主要株価指数が持ち直し、NYダウ先物も小幅にプラス圏を回復したことを受け、リスク回避の円買いは一服した。米長期金利も2.75%台に持ち直しことを背景に、リスク回避のドル高を一服となったが、ドルの下押しも限定された。NYダウ先物が弱含んだことに加え、米長期金利が2.72%台まで低下基調が重しとなった。

 

4月米耐久財受注額が予想を下回りドルは弱含みとなった。米長期金利が2.70%台から2.74%台まで上昇すると、ドル買いが優勢になった。米長期金利に振らされる展開となった。米主要株価指数がプラス圏を回復するとリスク選好の円売りが優勢になった。その後、調整売りが優勢となり、127.25円前後で推移した。米長期金利が再び2.76%台まで上昇すると、127.50円付近まで日通し高値を更新し堅調推移となった。米FOMC議事要旨ではサプライズとなる内容もないことで動きは限られた。しかし、米長期金利が小幅に低下すると127.20円台まで弱含む場面があったが、下押しも限られ、もみ合い相場となった。

 

★欧米主要経済指標

・米・4月耐久財受注速報値:前月比+0.4%(予想:+0.6%、3月:+1.1%)
・米・4月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値:前月比+0.3%(予想:+0.6%、3月:+1.4%)
・米・4月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+0.8%(予想:+0.5%、3月:+0.4%)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は126.79-127.49円のレンジ

・ECB金融安定報告書で景気見通しの弱体化などが指摘

・米10年債利回りが2.70%台から2.76%台まで上昇

・米国株式相場が下げ渋る動きとなりリスク選好のドル買い

・米FOMC議事要旨はサプライズとなる内容はなし

・VIX指数は29.45から28.37へ低下

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