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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米景気鈍化懸念からドル売り優勢に!

  • 2022/07/01
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、欧州株が全面安で推移する中、円買い戻しの動きが加速した。なお、米長期金利は3.06%近辺に低下した。欧州市場では、136円前半で方向感の乏しい値動きが続いた。ドイツの失業率上昇を受け、雇用情勢の悪化を嫌気したユーロ売りが観測され、ドル/円は下げづらかった。米長期金利が3.05%近辺に低下となったが、ドルは株価の下落に支えられて底堅く推移した。136.30円近辺でドルが下げ渋りとなった。なお、NYダウ先物は370ドル安に再下落した。欧州中盤の取引では、NY勢本格参入を控え、月末要因のドル買い需要の思惑にドルが支えられた。

 

5月PCEコアデフレータ―など米指標の下振れを受け、一時136円割れへドル売りが優勢となるも、その後は切り返して底堅く推移した。米長期金利の低下に伴う売りが出たほか、米国株相場の下落を背景にリスク回避の円買い・ドル売りがやや優勢になった。米長期金利が2.99%台へ低下するのを受けてドル売りが強まった。米長期金利の低下に伴うドル売りが継続した。一時2.97%台まで低下幅を広げた。低下基調の米中長期金利が依然として重しとなり、安値圏での推移が続いた。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・5月失業率:6.6%(予想:6.8%、4月:6.7%←6.8%)

 

・米・5月コアPCE価格指数:前年比+4.7%(予想:+4.8%、4月:+4.9%)
・米・5月個人所得:前月比+0.5%(予想:+0.5%、4月:+0.5%←+0.4%)
・米・5月個人消費支出(PCE):前月比+0.2%(予想:+0.4%、4月:+0.6%←+0.9%)
・米・先週分新規失業保険申請件数:23.1万件(予想:23万件、前回:23.3万件←22.9万件)
・米・失業保険継続受給者数:132.8万人(予想:131.8万人、前回:133.1万人←131.5万人)
・米・6月シカゴ購買部協会景気指数:56.0(予想:58.0、5月:60.3)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は135.51-136.44円のレンジ

・6月独雇用統計で雇用情勢の悪化を嫌気したユーロ売り

・月末・四半期末のロンドンのフィキシングに絡んだユーロ買い

・5月米PCEが予想を下回り個人消費の鈍化が明らかに

・米長期金利の低下とともにドル売りが優勢

・米10年債利回りは一時2.9685%前後まで低下

・VIX指数は28.16から28.71へ上昇

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