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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米国株の荒れ相場動向に振れる展開!
- 2022/05/21
- NYタイム
★欧州市場序盤の取引の取引では、欧州主要株価指数が全面高で取引を開始したことを受け、リスク回避の動きは緩和されたが、127.90円近辺でもみ合い推移した。欧州株が堅調に推移、米長期金利も2.87%近辺に上昇となったことを受け、リスク選好回復による円売りが進展した。なお、日経先物は170円台に続伸した。リスク選好回復による円売りの流れは一服となり、上昇幅を縮小した。NYダウ先物などが上昇一服となる中、上値を切り下げた。
米長期金利が低下に転じたことを受け127.70円台まで上値を切り下げた。黒田日銀総裁の発言「インフレが日本に波及する可能性は低い」「マイナス金利を含めて長短金利操作政策を継続することが適当」などが伝わるとドル/円は強含みで推移した。高寄りしたNYダウが一時マイナスに沈むのを眺めながら上値を切り下げた。NYダウが500ドル付近までさえ幅を広げ米長期金利は2.77%台まで低下で円買いとなった。NYダウが下げ幅を縮めたほか、米長期金利の低下が一服したことで買い戻される展開になった。
★欧米主要経済指標
・ユーロ圏・5月消費者信頼感指数速報値:-21.1(予想:-21.5、4月:-22.0)
★欧米市場のポイント
・ドル/円相場は127.59-128.29円のレンジ
・中国人民銀行が住宅ローンなどの目安となる金利の指標引き下げ
・ECBが7月にも利上げに踏み切るとの見方強まり相場の支援材料
・米経済が来年にも景気後退入りするとの懸念で米国株失速
・米株式市場では大規模なオプションが満期を迎え荒い展開
・VIX指数は29.35から29.43へ上昇