フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

株式・FX・商品情報

マーケット情報

株式・FX・商品情報

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米国内コロナ感染再拡大懸念でドル売り!

  • 2021/07/17
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、米長期金利が1.32%台に上昇となったことを背景に110円台前半にドルが反発した。なお、NYダウ先物は12ドル高、日経先物は50円高に小幅反発した。米長期金利が1.33%台に上昇、NYダウ先物も65ドル高に続伸となったが、一時110.22円レベルに上値を伸ばした後、110円台でドルが上げ渋った。英中銀の早期緩和縮小観測によるポンド買いをきっかけにドル売りが優勢になった。米長期金利が1.32%台で上げ渋るもポンドが反落となったことに連れてドルが全般底堅く推移した。手掛かり材料が乏しい中、方向感の定まらない動きになった。

 

良好な米小売指標を受けてドル買いが優勢になった。ただ、米長期金利は1.31%台で伸び悩みとなった。一目均衡表転換線が位置する110.26円や基準線110.49円が戻り目処として意識されると上値が重くなった。7月米消費者態度指数が予想を下回ったことでドルの重石になった。また、株安を受けて上値の重い展開が続いた。米長期金利を挟んで上下したことへ呼応する限られた振幅となった。NYダウが200ドル超の下落となるなど、さえない米株価道央への反応は特に目立たなかった。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・5月貿易収支:+75億ユーロ(4月:+109億ユーロ)
・ユーロ圏・6月消費者物価指数改定値:前年比+1.9%(予想:+1.9%、速報値:+1.9%)
・ユーロ圏・6月消費者物価コア指数改定値:前年比+0.9%(予想:+0.9%、速報値:+0.9%)

 

・米・6月小売売上高:前月比+0.6%(予想:-0.4%、5月:-1.7%←-1.3%)
・米・6月小売売上高(自動車除く):前月比+1.3%(予想:+0.4%、5月:-0.9%←-0.7%)
・米・7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:80.8(予想:86.5、6月:85.5)
・米・7月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:4.8%(6月:4.2%)
・米・7月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:2.9%(6月:2.8%)
・米・5月企業在庫:前月比+0.5%(予想:+0.5%、4月:+0.1%←-0.2%)
・米・5月対米証券投資収支・長期有価証券(株式スワップ等除く):-302億ドル(4月:+1007億ドル)
・米・5月対米証券投資全体:+1053億ドル(4月:+1001億ドル←+1012億ドル)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は109.29-110.34円のレンジ

・英国で新型コロナ感染者が増加していることが懸念材料

・ECBは22日の理事会で金融政策の方向性で意見対立との報道

・6月米小売売上高が減少予想に反して増加でドル買い

・7月消費者態度指数(ミシガン大調べ)は予想を下回る

・新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念され株安・債券高

・VIX指数は17.01から18.45へ上昇

新規口座開設キャンペーン開催中

コンサルタント取引限定キャンペーン1

コンサルタント取引限定キャンペーン2

一覧へ戻る

各種資料請求・WEBセミナー