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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米中通商協議の進展期待広がりリスクオン!
- 2019/11/08
- NYタイム
★欧州市場朝方の取引では、中国商務省が『米中が第1段階の通商合意に至れば、既存の関税を両国が合意のうえ同時かつ同程度撤廃する必要がある』などとコメントしたことが伝わると、ドルが急伸した。なお、欧州株は堅調に取引を開始した。円売りが再燃しドルは一時109.12円前後まで急伸したが、109円台前半の上値抵抗は依然強く、米長期金利が上昇幅を縮小する中、108.90円台でもみ合い商状となった。NYダウ先物と米長期金利が上昇幅を拡大したことを受けドルが再上昇した。欧州市場中盤の取引ではリスク選好の株高・長期金利上昇・円安の流れが継続した。米中貿易協議の進展期待を手掛かりにしたドル買いは一服したものの、その後も高値圏でのもみ合いが継続した。
米国株の堅調さが継続され、NYダウが230ドル超高で推移し、米長期金利が1.90%半ばで上昇傾向を強める中、為替相場ではドルがじり高となった。米中協議の『第1段階』合意には関税撤廃が含まれるという報道を受けて109.49円付近まで上昇した。その後は、米30年債入札を終えて米長期金利が上昇幅を縮小するとドル買いも一段落となった。
★欧米主要経済指標
・米・先週分新規失業保険申請件数:21.1万件(予想:21.5万件、前回:21.9万件←21.8万件)
・米・失業保険継続受給者数:168.9万人(予想:168.2万人、前回:169.2万人←169.0万人)
・米・9月消費者信用残高:+95.13億ドル(予想:+150.00億ドル、8月:+178.42億ドル←+179.01億ドル)
★欧米市場のポイント
・108.69-109.49円のレンジ相場
・英中銀金融政策委員会は政策金利0.75%で据え置きを決定
・中国商務省の会見で米中通商協議の進展期待からリスク選好
・NYダウとS&P500種株価指数は史上最高値を更新
・米10年債国債利回りは1.96%と大幅上昇
・VIX指数は12.62から12.73へ上昇
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