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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米中の第1段階合意の署名にも反応薄!

  • 2020/01/16
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、ドルは前日NY市場終値近辺でもみ合い商状となった。なお、欧州株は高安まちまちで取引を開始した。米中貿易協議『第1段階合意』署名の調印式及びその前後に予想される要人の発言までは動き難く値動きの乏しい展開となった。英国の低調なインフレ指標から、英独や米国の長期金利低下を背景にドルの上値は重く再軟化した。一旦持ち直したものの欧州株軟調、NYダウ先物下落、米長期金利低下を受けて、円買いが優勢となった。

 

12月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったことや、食品とエネルギーを除くコア指数が予想を下回ったことで、ドル売りが優勢となった。ただ、『米政府は今年減税を検討している』との一部報道を好感してNYダウが一時120ドル超上昇したことでドル買いが優勢になった。米国主要3指数が史上最高値を更新する中、米中貿易協議の『第1段階合意』の署名式をながめながら109.90円台で動意が鈍った。米中の署名は予定通りだったこともあり、米国株は利益確定売りに押されて上げ幅が縮小したことで、ドル/円も徐々に上値の重い展開となった。

 

★欧米主要経済指標

・英・12月消費者物価指数:前年比+1.3%(予想:+1.5%、11月:+1.5%)
・英・12月消費者物価コア指数:前年比+1.4%(予想:+1.7%、11月:+1.7%)
・英・12月生産者物価指数・産出:前年比+0.9%(予想:+1.0%、11月:+0.5%)
・英・12月生産者物価コア指数・産出:前年比+0.9%(予想:+1.0%、11月:+1.1%)
・ユーロ圏・11月鉱工業生産:前月比+0.2%(予想:+0.3%、10月:-0.9%←-0.5%)
・ユーロ圏・11月貿易収支:+207億ユーロ(10月:+280億ユーロ)
・独・2019年GDP:前年比+0.6%(2018年:+1.5%)

 

・米・12月生産者物価指数(PPI):前月比+0.1%(予想:+0.2%、11月:0.0%)
・米・12月生産者物価コア指数:前月比+0.1%(予想:+0.2%、11月:-0.2%)
・米・12月生産者物価指数:前年比+1.3%(予想:+1.3%、11月:+1.1%)
・米・12月生産者物価コア指数:前年比+1.1%(予想:+1.3%、11月:+1.3%)
・米・1月NY連銀製造業景気指数:4.8(予想:3.6、12月:3.3←3.5)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円は109.76-99円のレンジ相場

・英経済指標が軒並み予想を下回りポンド売りが優勢

・12月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回りドル売り

・米中貿易交渉の『第1段階合意』の署名に反応薄

・米政府が今年減税を検討しているとの報道

・ベージュブックでも全米の経済活動の拡大を確認

・VIX指数は12.39から12.42へ上昇

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