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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 狭いレンジ相場続く!

  • 2018/07/06
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、欧州株が全面高で推移し、日経先物も反発する中、ドル/円は110.60円台で推移した。欧州株の全面高やNYダウ先物の堅調地合いを受け、米長期金利が2.85%台に上昇して推移したことで底堅い展開となった。その後、米6月ADP雇用統計が市場を下回ったことで一時ドル売りが強まったものの、下値は限定的となった。また、米6月ISM非製造業指数が市場予想を上回ったが、FOMC議事要旨や明日の米6月雇用統計、対中制裁発動など重要イベントを前に大きな方向感は出なかった。FOMC議事要旨では『経済が非常に強い中で漸進的な利上げが必要』『貿易政策を巡るリスクが強まった』との見解が示されるとドル買いが入った。日本時間朝方にトランプ大統領は『対中関税は午前0時過ぎに発動されるだろう』などと述べると瞬間ドル売りが強まった。

 

★欧米市場のポイント

・110.50-70円の狭いレンジ相場

・欧米市場ではトレンドレスの状態

・経済指標やFOMC議事要旨などの結果には限定的な反応

 

このところ、上海総合指数や中国の人民元の基準値に東京市場全体が反応している。そのため、本日も10時過ぎからの中国市場の動きに注目が集まっている。

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