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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 欧州通貨メインでドル/円は蚊帳の外!
- 2019/08/21
- NYタイム
★欧州市場朝方の取引では、英国の合意なきブレグジットへの警戒感が意識され、米長期金利低下を受けてドルがやや反落した。香港の大規模デモに関連し英国の領事館職員が拘束されたとの報道を受けたポンド/円の下落につれて、円買いがじわりと強まった。欧州市場では米長期金利が1.57%台に低下し、ドル売りを誘発したが、欧州株式市場は高安まちまち、NYダウ先物も小幅高で、円買いは進め難い展開だった。
NY勢の参入とともに、米長期金利が1.55%台まで低下するとドル売りに傾いた。その後、ポンド/円やユーロ/円の上昇につれ、ドル売り一巡後は買い戻しが優勢になった。一時プラス圏まで戻した米国株だったが、再びマイナス圏での取引となったものの、ドル/円は底堅く推移し106.30円台でのもみ合いとなった。米長期金利の低下でドルはじり安となったが、動意づける材料も少なくもみ合う展開となった。
★欧米主要経済指標
特になし
★欧米市場のポイント
・106.11-47円のレンジ相場
・英国のEU離脱に絡んだ動きでポンド乱高下
・伊政局混迷への懸念を背景にユーロは乱高下
・米長期金利はリスク回避の動きから再び買い戻され金利低下
・トランプ米大統領の発言には反応薄
・VIX指数は16.88から17.50へ上昇