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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 期待したほど変動幅の出ない展開!

  • 2019/09/07
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、米長期金利が1.57%台で方向感が乏しく107円近辺でもみ合い商状となった。なお、欧州株は高安まちまちの展開だった。米国の8月雇用統計の発表や、パウエルFRB議長の討論会での発言を見極めたいとのムードが広がり107円付近で小動きとなった。NYダウ先物と米長期金利が上げ渋る中、ドルは戻り売りに押される展開となった。その後は、米雇用統計を控えて様子見ムードが強まり小動きとなった。

 

米雇用統計の予想比下振れを受けて、初期反応はドル売り優勢となった。同時に発表された平均時給は前月・前年比ともに市場予想を上回ったことから、直ぐに買い戻しが入った。米長期金利が徐々に上昇幅を縮小したこともあり、ドルはじり安となった。その後、米国株が持ち直す中、米長期金利が再び上昇したことも支えとなり下げ渋る展開となった。ただ、パウエルFRB議長の講演を見極めたいとして方向感は出なかった。パウエルFRB議長は『景気見通し著しいリスクがある』としながらも『米経済は良い状態にある』『リセッションは予想せず』などと述べたことで、ドルはじり高でも反応は限定的だった。発言内容にサプライズがなかったことで、106.80円台で方向感が出難い展開だったものの、下値も限られた。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・4-6月期GDP確定値:前年比+1.2%(予想:+1.1%、改定値:+1.1%)

 

・米・8月非農業部門雇用者数:前月比+13.0万人(予想:+16.0万人、7月:+15.9万人←+16.4万人)
・米・8月平均時給:前年比+3.2%(予想:+3.0%、7月:+3.3%←+3.2%)
・米・8月失業率:3.7%(予想:3.7%、7月:3.7%)

 

★欧米市場のポイント

・106.57-107.07円のレンジ相場

・中国が預金準備率を引き下げると発表

・米8月雇用統計での値動きは限定的

・パウエル米FRB議長の討論会ではサプライズなし

・VIX指数は16.27から15.00へ低下

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