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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 月末・期末絡みでドル買い優勢!

  • 2019/09/27
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、中国商務省が10月の米中貿易協議に関して前向きな見解を示したことを受け、株価が堅調に推移したが、円相場に目立った動意は見られなかった。なお、欧州株は堅調に推移した。NYダウが60ドル程度上昇し、米長期金利が1.71%台へ上昇していることで、ややドル買いが優勢となった。米長期金利が低下基調を維持する中、ドルはじり安となったが、107.50円にまとまったオプションに絡んだドル買いが意識された。米長期金利が低下幅を縮めると、ドルは強含んだが再び米長期金利が低下すると押し戻される展開となった。

 

米長期金利が1.68%台まで低下したことなどをながめ、円買い・ドル売りがじわりと強まった。月末・期末を控えたロンドンのフィキシングに絡んだドル買いフローが入った可能性がありドルが急伸した。一時160ドル超下落したNYダウや米長期金利低下などにもドルは底堅い展開となった。その後、米国株が下げ幅を縮小するとドル買い・円売りで反応した。NYダウが一時プラス圏を回復すると円売り・ドル買いが優勢になり、一時107.95円まで上昇した。トランプ大統領の弾劾問題を巡る不透明感からNYダウが再び下げたこともあり、節目の108.00円を上抜けることは出来なかった。

 

★欧米主要経済指標

・米・4-6月期GDP確定値:前期比年率+2.0%(予想:+2.0%、改定値:+2.0%)
・米・4-6月期個人消費確定値:前期比年率+4.6%(予想:+4.7%、改定値:+4.7%)
・米・先週分新規失業保険申請件数:21.3万件(予想:21.2万件、前回:21.0万件←20.8万件)
・米・失業保険継続受給者数:165.0万人(予想:166.6万人、前回:166.5万人←166.1万人)
・米・8月卸売在庫速報値:前月比+0.4%(予想:+0.1%、7月:+0.1%←+0.2%)
・米・8月中古住宅販売成約指数:前月比+1.6%(予想:+1.0%、7月:-2.5%)
・米・9月カンザスシティ連銀製造業活動:-2(予想‐4、9月―6)

 

★欧米市場のポイント

・107.38-95円のレンジ相場

・ECBの追加緩和期待が高まりユーロ売りが優勢

・ロンドンのフィキシングに絡んだドル買いフロー

・米政治の不透明感から米長期金利は1.69%へ低下

・VIX指数は15.96から16.07へ上昇

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