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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 上値・下値切り下げる展開!

  • 2018/09/13
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、欧州株が堅調に取引される中、リスク許容度改善を受け、クロス円は持ち直したが、ドル/円は上値の重い展開となった。欧州勢本格参入後、為替に目立った動意は見られないものの、ドルは全般的に弱含みとなった。英保守党の『メイ首相降ろし』観測後はユーロやポンドが買い戻され、その影響でドルはやや押し下げられた。

 

111円台半ばでの小動きが続いていたが、米8月卸売物価指数(PPI)がコア指数ともに予想を大きく下回る結果だったことにドル売りで反応した。カナダとのNAFTA交渉合意への期待感が広がったことで、カナダドル中心にドル売りが進んだことや米長期金利低下でドル売りが優勢となった。

『米国は中国に新たな貿易交渉を提案する』との報道でドル買いが優勢となった。NYダウの伸び悩みとともにドルの上値を抑えられた。その後、アップルの新製品発表後にマイナス圏に沈んだNYダウを受けてドル売りが強まった。

ベージュブックで全米経済活動の緩やかな拡大継続や労働市場のひっ迫、物価圧力が指摘されるとドル買いが再燃した。

 

★欧米市場のポイント

・111.09-54円のレンジ相場

・カナダとのNAFTA合意期待

・予想外の米8月PPIの低下

・米中貿易摩擦懸念やや後退

・アップルの新製品発表後ドル売り

・ベージュブック公表でドル買い

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