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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 上値重くもみ合い相場!

  • 2019/01/15
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、NYダウ先物が続落、米長期金利が低下となったことを背景に、ドルが弱含みとなった。なお、欧州株は全面安で取引を開始した。中国の弱い貿易統計を受け、経済の腰折れ懸念は残るものの、過度の不安の後退で値を戻す展開となった。ただ、株価の戻りが鈍いため、ドルの上値は依然重い展開となった。米長期金利が2.65%台へ低下し、NYダウ先物が210ドル前後下落したことでドル売りが再燃した。その後、米長期金利が低下幅を縮めるとショートカバーのドル買いが優勢となった。

 

NYダウが一旦下げ渋るとリスク回避による円高の圧力が抑制された。また、トランプ大統領が米国と中国は貿易協定で合意すると信じており、『中国は交渉を望んでいる』と言及したため、期待感が強まったこともドルの買い戻しが入った。米国株が下げ幅を縮小し、米長期金利も上昇したことを背景にリスク回避姿勢が後退した。そして、米国株への売りの勢いが弱まる中で108.16円付近では下支えられたものの、108.20円台での伸びも鈍くもみ合い相場となった。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・11月鉱工業生産:前月比-1.7%(予想:-1.5%、10月:+0.1%←+0.2%)

 

★欧米市場のポイント

・107.96-108.34円のレンジ相場

・15日のEU離脱案の英議会採決を控えポンドは乱高下

・11月ユーロ圏鉱工業生産が予想を下回る

・米政府機関の一部閉鎖が過去最長を嫌気

・トランプ大統領が米中貿易協定での合意に自信を表明

・VIX指数は18.19から19.07へ上昇

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