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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 リスク回避のドル買い・円買いで方向感出ず!

  • 2020/10/14
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、NYダウ先物が140ドル安、日経先物も50円安に反落となる中、リスク回避のドル高の流れが持続して、105.50円近辺でドルが堅調推移した。欧州序盤に進んでいたリスク回避の円高・ドル高は落ち着き、NYダウ先物が下げ幅を縮小し、原油価格が1.2%超上昇すると一転してリスク選好の動きになった。NYダウ先物が90ドル安、米長期金利も0.757%付近で下げ渋る中、リスク回避が一服となり小動きながら105.45円前後で底堅く推移した。欧州通貨絡みの取引が中心となったため、105円台半ばで澎湖間がない展開が継続した。

 

9月米消費者物価指数(CPI)は概ね予想通りの結果だったことで為替の反脳は乏しかった。米経済対策法案の不透明感やブレグジット交渉の先行き懸念などリスク要因が目立つ中、リスク回避のドル買いが優勢となった。ウイルスワクチン開発の停滞懸念などによる株安でドル買いと円買いが同時に起こりドル/円は105円半ばでもみ合う展開となった。ジョンソン&ジョンソンに続いて、米製薬大手イーライリリーが『開発中の新型コロナウイルス感染症抗体薬の治験を安全性の問題があり停止した』とNYタイムズが報じたことで、ドルの上値が重くなった。

 

★欧米主要経済指標

・独・10月ZEW景気期待指数:56.1(予想:72.0、9月:77.4)

 

・米・9月消費者物価指数(CPI):前年比+1.4%(予想:+1.4%、8月:+1.3%)
・米・9月消費者物価コア指数:前年比+1.7%(予想:+1.7%、8月:+1.7%)
・米・9月消費者物価指数:前月比+0.2%(予想:+0.2%、8月:+0.4%)
・米・9月消費者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:+0.2%、8月:+0.4%)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は105.40-62円のレンジ

・英国とEUとのFTA締結交渉の妥結期限が迫る中決裂の可能性も意識

・10月独ZEW・ユーロ圏景況感指数が予想を大きく下回った

・新型コロナワクチン開発の先行き懸念

・民主党はトランプ政権が提示した1.8兆ドル規模の追加経済対策を拒否

・VIX指数は25.07から26.07へ上昇

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