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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 ポジション調整の円買い優勢!

  • 2020/06/09
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、米長期金利が上昇したものの、ドルの上値は重く、109.50円近辺でもみ合いとなった。なお、欧州株は概ね軟調推移となった。欧州市場では、アジア市場終盤から変わらずの値動きとなった。NYダウ先物はプラス圏に浮上したが、欧州株は高安まちまちで方向感は出にくく材料難のなか売り買いが交錯した。NYダウ先物が堅調に推移するも、持高調整による円買い戻しが優勢となった。109円台半ばで戻りの鈍さを確認すると、109.20円台まで下押しした。NYダウ先物は堅調に推移したものの、持高を手掛かりにしたリスクオン相場にはならなかった。

 

NY参入後に全般ドル安が進んだ流れに沿ってドルはじり安となった。特段円買いになるニュースは流れなかったが、アジア時間から続く円買いの勢いが止まらず、ポジション調整目的の円買いが出ているとの指摘があった。米長期金利が0.86%台まで低下したこともあり下げ幅を広げた。全米経済研究所(NBER)が米国の景気後退が2月に始まったと正式に宣言しドル売りにさらに拍車がかかった。NYダウは300ドル超上昇したが、ドル/円の上値は重く、株価の値動きに連れる地合いにはならなかった。

 

★欧米主要経済指標

特になし

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は108.20-109.57円のレンジ

・4月独鉱工業生産が予想を下回りユーロ売り

・FOMCでイールドカーブコントロールの議論の可能性

・米10年債利回りが0.8602%前後まで低下でドル売り

・ポジション調整目的の円買いが優勢

・NYダウは2月24日以来約3ヵ月ぶりの高値

・VIX指数は24.52から25.81へ上昇

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