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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 パウエル米FRB議長講演控え動き難い展開!

  • 2019/08/23
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、独・仏の8月製造業PMI速報値が予想を上回りユーロ/円に支えられて下げ止まった。また、1.58%後半まで切り返した米長期金利にも後押しされて持ち直した。NYダウ先物や米長期金利が反発に転じた局面でも戻りは鈍く、106.40円近辺でもみ合い商状となった。韓国と日本との軍事情報協定の破棄方針を決定したことで、東アジアの地政学リスクの高まりを懸念した円買いが一時強まった。その後、ジョージ米カンザスシティ連銀総裁のタカ派的発言を受けてドル買いとなった。

 

NY勢が参入するにつれて上昇傾向を強めた米長期金利が支えとなり、ドル底堅い展開となった。米8月製造業、サービス業、総合の各種PMI速報値が予想を下回る結果となりドル売りが優勢になった。その後発表された米7月景気先行指標総合指数が予想を上回ったことでドルの買い戻しが入った。欧州勢の取引終了後は、ドル/円は閑散取引となりドル上値重く106.40円前後での取引となった。翌日のジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長講演までは、リスクも取りにくく動きは限定された。

 

★欧米主要経済指標

・米・先週分新規失業保険申請件数:20.9万件(予想:21.6万件、前回:22.1万件←22万件)
・米・失業保険継続受給者数:167.4万人(予想:170.7万人、前回:172.8万人←172.6万人)
・米・7月景気先行指数:前月比+0.5%(予想:+0.3%、6月:-0.1%←-0.3%)
・米・8月製造業PMI速報値:49.9(予想:50.5、7月:50.4)
・米・8月サービス業PMI速報値:50.9(予想:52.8、7月:53.0)
・米・8月総合PMI速報値:50.9(7月:52.6)
・ユーロ圏・8月消費者信頼感指数速報値:-7.1(予想:-7.0、7月:-6.6)

 

★欧米市場のポイント

・106.20-63円のレンジ相場

・英国の合意なき離脱を巡る過度な警戒感後退

・日韓の軍事情報協定破棄の方針決定で円買い

・8月独・仏製造業PMI・サービス部門PMIは予想上回る

・8月米製造業PMIは10年ぶりに50を下回る

・7月米景気先行指標総合指数は予想より強い

・VIX指数は15.80から16.68へ上昇

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