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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 ハト派FOMCを織り込むドル売り優勢!

  • 2020/09/16
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、欧州株が伸び悩み、日経先物も30円安に小幅続落となったが、円安の流れが持続した。なお、NYダウ先物は83ドル高、米長期金利は0.671%付近でもみ合いとなった。米長期金利が0.68%付近に上昇し、前日比プラス圏に浮上したことを支えに円はじり安となった。戻り売りに押されてドルが再下落となり、全般的に円買い戻しが優勢になった。なお、NYダウ先物は165ドル高、日経先物は10円高で上げ渋りとなった。105.50円割れのストップロスをヒットして下げ幅を拡大した。

 

9月NY連銀製造業景気指数は予想を大きく上回る結果となったが、ドル売りの流れは変わらなかった。FRBが今後金融緩和を一段と強化するとの見方が強いこともドルの重石となった。米8月鉱工業生産指数が予想を下回る結果となりドル売りが継続した。対欧州通貨を中心にドルが反発すると105.50円前後まで持ち直した。米長期金利が0.67%から0.69%まで上昇したことでドルは底堅い展開となった。NYダウが上げ幅を縮小したことを眺めながら105.40円台へ押し戻された。昨日の安値105.55円が得m先の抵抗水準として意識された。

 

★欧米主要経済指標

・独・9月ZEW景気期待指数:77.4(予想:69.5、8月:71.5)

 

・米・9月NY連銀製造業景気指数:17.0(予想:6.9、8月:3.7)
・米・8月輸入物価指数:前月比+0.9%(予想:+0.5%、7月:+1.2%←+0.7%)
・米・8月輸入物価指数:前年比-1.4%(予想:-2.1%、7月:-2.8%←-3.3%)
・米・8月鉱工業生産:前月比+0.4%(予想:+1.0%、7月:+3.5%←+3.0%)
・米・8月設備稼働率:71.4%(予想:71.4%、7月:71.1%←70.6%)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は105.23-82円のレンジ

・中国や欧州経済指標が良好な結果だったことを好感

・ユーロ/ドルの1.19ドル台の定着失敗でユーロ売り

・WTOは米国の中国製品に課した関税措置はルール違反と判断

・米20年債入札は好調な結果

・ハト派FOMCの織り込みや8月鉱工業生産が予想を下回りドル売り

・VIX指数は25.85から25.59へ低下

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