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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 ドルの上値の重い展開!

  • 2021/01/21
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場序盤の取引では、アジア市場の流れを引き継ぎ、ドルが全面安地合いで取引され、103.72円前後で日中安値を更新した。なお、NYダウ先物は前日比横ばい、欧州株は小幅反発してスタートとした。欧州市場では、前日から買い戻されていたユーロは全面安の展開となり、ユーロ/ドルの下落がドル/円をサポートし、103.70円台で底堅く推移した。欧米株価指数のプラス圏推移する中、動意の薄い値動きが続いた。前日イエレン氏がドル安を目指さない姿勢を強調した一方で『為替レートは市場が決めるもの』と述べ市場では財政拡張と金融緩和の長期化思惑でドルの上値が重い展開となった。

 

オセアニア通貨や資源国通貨に対してドル安が進んだ影響を受けて、やや円買いが優勢となった。堅調な株価を背景にリスク選好のドル売りが優勢になった。1月NAHB住宅市場指数が予想外に12月から低下し、9月来の低水準となったことを受け、米長期金利が1.11%から1.09%まで低下したことで円買いが強まった。全般ドル売りが強まる流れに沿って下値を試す展開になったが、売り一巡後は103.60円台まで反発するも上値は重いままだった。その後も、米国株は堅調さを保っていたが、為替相場の動意は薄かった。

 

★欧米主要経済指標

・ユーロ圏・12月消費者物価指数改定値:前年比-0.3%(予想:-0.3%、速報値:-0.3%)
・ユーロ圏・12月消費者物価コア指数改定値:前年比+0.2%(予想:+0.2%、速報値:+0.2%)

 

・米・1月NAHB住宅市場指数:83(予想:86、12月:86)
・カナダ・12月消費者物価指数(CPI):前年比+0.7%(予想:+1.0%、11月:+1.0%)

 

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は103.40-83円のレンジ

・12月英CPIが予想を上回りポンド買い

・欧州でのロックダウン強化やワクチン接種の遅れ

・バイデン氏の米大統領就任式を前に様子見ムード

・米国株式市場では3指数とも史上最高値を更新

・VIX指数は23.24から21.58へ低下

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