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5分足で分かるドル/円欧米市場動向  中東情勢緊迫化を嫌気したドル売り!

  • 2018/04/25
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、欧州勢がドル買いで参入すると、2月12日以来の高値となる108.92円まで小幅に上げた。米長期金利が一服となる中一段のドル高は抑制され、108.80円台を中心にもみ合い商状を継続した。NYダウ先物は堅調地合いが続いていたものの、米長期金利が2.96%台で推移し、ドル買いは仕掛け難い展開だった。ロンドン市場入り後も上値重く108.90円台をキャップされる展開、概ね108.80円台でのこう着推移となった。米長期金利が上昇に転じたことを受けて円売り・ドル買いが強まり109.00円台を回復した。米長期金利の上昇を受けたドル買いが継続したほか、株高でリスク選好の円売りも再燃した。良好な米国の経済指標を好感し、米10年債金利は2014年以来初めて3%台に達した。その後、NYダウが300ドル超下げリスク回避の円買いが再燃した。トランプ米大統領とマクロン仏大統領が会談。マクロン大統領は共同記者会見で、イランとの新たな合意模索を提案したことを明らかにしたほか、トランプ大統領はイランに対し『米国を脅かしたら代価を払うことになる』と警告。中東諸国は国防費の増額をすべきだとするなど、中東情勢の緊迫化が警戒された。NYダウは一時600ドル超下落し、米長期金利も上昇幅を縮小し、3%から2.98%へ低下したことを受けリスク回避の円買いが強まった。引けにかけてはNYダウの売り一服や米長期金利が再上昇したことなどを手掛かりに108.80円台まで下げ渋った。

 

前半は米国株高とドル高・円安とリスク選好の動きとなっていた。しかし、市場はトランプ米大統領とマクロン仏大統領の共同記者会見での、トランプ大統領の発言に水を差された格好となった。ただ、思ったよりも円高進行にはならなかったことや、引けにかけてNYダウの下げ幅も縮小したことから、過度なリスク回避の動きは抑制された。

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