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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 引け高だが上値重い!

  • 2018/03/09
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY0309

 

★欧州市場朝方の取引では、米長期金利が小幅低下となる中、ドルは主要通貨に対して概ね前日比小幅安もみ合い商状となった。なお、欧州主要株価指数は前日比高安まちまちだった。米長期金利が持ち直す中、ドルは主要通貨に対して底堅く推移した。欧州株が堅調に推移、ドル/円は動意に乏しく106.07円吹きでもい合い商状となった。欧州中盤では、ECB理事会や米輸入制限措置の発表などの重要イベントを控え、ドルは堅調地合いを維持して日中高値圏でもみ合い推移となった。欧州中央銀行(ECB)が市場予想通り政策金利を据え置いた際の声明で、『必要に応じてインフレ目標と一致したインフレの道筋において持続的な調整を行う』と指摘し、前回の『必要ならQEの規模や期間を拡大する可能性』との文言から変更した。米朝期金利が上昇したことでじわりとドルは強まった。NY序盤、NYダウが反発となる一方、米長期金利は低下となったが、ドルは対欧州通貨を中心に強含んだことにつれ円売りが優勢となった。ドラギECB相殺の発言をきっかけにユーロは全面安となった。ドル/円は5時30分にホワイトハウスで開かれる鉄鋼とアルミニウムの輸入制限を最終決定するための会議待ちで小幅もみ合いとなった。トランプ米大統領は予想通り鉄鋼やアルミニウムの追加輸入関税発動に署名した。すでに織り込み済みだったことやメキシコやカナダを対象除外するとしたほか他国も対象除外の交渉が可能になるため、当初の強硬姿勢が和らいだとの見方にドル買い、円売りが再燃した。

 

ドル/円は引けにかけて上昇したものの、オセアニア市場では上値の重い展開となっている。本日は日銀政策決定会合の最終日となることもあり、積極的に円売りが進みにくい展開。NYダウが引けにかけて上げ幅を広げ93ドル超高で終了したことから、一旦はリスク回避の動きは後退している。

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