★欧州勢参入後は、原油高・株高のなか、リスク選好による円売り戻しが加速したことにより、ドル/円も一時109.09円までドルが上値を伸ばしたが戻り売りに押されもみ合い相場となった。日経平均先物が上げ幅を縮小すると上値が重くなった。108.60円台に再軟化となった後は、108.70円台でもみ合いとなった。麻生財務相発言を受けて、円買いの動きが一旦終息した。その後も、材料難で積極的なドル買いは手控えられ上値の重い展開が続いた。全般ドル安が進む中ジリジリとドル売り圧力が強まった。週末を控えて市場参加者が減少したことで商いが薄く、ドル売りが散見されるなか下落した。引けにかけてもジリジリと円高となり、108.09円とほぼ安値引けとなった。