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東京株式市場続伸、急速な円高が一服 年金資金流入観測も台頭

  • 2016/04/08
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

日経平均株価は続伸し、終値は前日比71円68銭(0.46%)高の1万5821円52銭で取引を終了した。TOPIXの終値は前日比15.05ポイント(1.2%)高の1287.69。前日の海外市場で1ドル=107円台までドル安・円高が加速した為替の動きが止まっっているほか、株価指数オプション4月限のSQ算出も通過し、デルタヘッジへの懸念も薄れた。また、年金資金流入観測も台頭するなど需給面での安心感が台頭した模様だ。前日のNY外為市場で円が1ドル=107円台後半と約1年5カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けたことを嫌気した売りが自動車株など輸出関連株から観測され日経平均株価は、1万5471円と、心理的な節目の1万5500円を下回る場面があった。また、NY株式市場で金融株が売られたことを受け、朝方はメガバンク株など銀行株にも売りが先行していた。JPX日経インデックス400も続伸し、前日比137.87ポイント高の1万1622.30で終えた。東証1部の売買代金は2兆5798億円と、1日以来の高水準だった。売買高は25億458万株だった。値上がり銘柄は1388、値下がりは464、変わらずは98。
OSE225先物は、値幅570円の取引となり激しい動きとなった。4月SQ値(15507.59円)を終値ベースで上回り、底堅さをみせる展開となった。目先は16000円を挟んでの日柄調整の後、上昇が期待されるところだ。雲の下限や一目の転換線・基準線が集中する16300~16400円どころは強いレジスタンスラインとなりそうだ。

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