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東京株式市場、米株上昇も円高で神経質な展開か!?

  • 2016/04/07
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

6日の米国株市場は上昇。S&P500種株価指数は前日比1.1%高の2066.66。ダウ工業株30種平均は0.6%上げて17716.05ドル。ナスダック総合指数は1.6%上昇。米国の原油在庫が予想外に減少し原油市場上昇を好感しエネルギー株が買われ、合併に絡む観測でヘルスケア株が上昇した。また、米FRBが公表した3月のFOMC議事要旨は、6月より前に利上げが行われる公算は小さいと示唆する内容だった。為替相場では、日銀の介入警戒感が薄れた上に、米FOMC議事要旨でFRBのハト派姿勢が確認されたことがドル売りにつながった模様だ。日米株式市場の違いは、日本株はアベノミクス開始以降、最長となる7日続落する中、後場(14時以降)に売りが優勢となる一方、米株は逆に後場に買いが優勢(日中高値)となる傾向となっている。6日のOSEのナイトセッションで6月限は、OSE比90円安の15650円で終えた。売買高は1万7171枚。CME225先物(円建て)の清算値はOSE比5円高の15745円。本日の日経平均先物は、前日の米株が3日ぶりに上昇はしたものの、円高基調継続で神経質な展開となりそうだ。市場で注目されているのが、東部時間夕方に米FRBのイエレン議長が元FRB議長のボルカー氏、グリーンスパン氏、バーナンキ氏らとパネルディスカッション。新旧4名のFRB議長経験者が一堂に会するイベントでの発言が注目される。

【買い材料】

・米国株式市場-3日ぶりに反発 FOMC議事録を好感
・欧州株式市場-反発 業界再編・買収への思惑で薬品株が上昇
・米債券市場-反落 原油・株高でリスク回避が緩む
・欧州債-反落、FOMC議事録を前に調整
・NYダウ反発(17716.05、+112.73)
・ナスダック上昇(4920.72、+76.78)
・CME225先物、大阪取引所比で上昇(15745、+5)
・NY原油先物-続伸 在庫減少が買いを後押し(37.75、+1.86)
・ホンダ、中国の3月新車販売14%増
・恐怖指数VIX14.09、前日比低下
・米製薬大手ファイザー、アイルランドの同業アラガンの買収計画を撤回

【売り材料】

・世界経済の減速懸念
・日経平均、アベノミクス初の7日続落
・NY為替-介入試すように円高、米議事録では大過なし(109円75-85銭)
・2月景気一致指数、2ヶ月ぶり悪化
・信用評価損益率、7週ぶりに悪化

【その他注目点】

・FOMC議事録、4月利上げに否定的
・NY金先物-反落 欧米株高や原油相場の上昇が売り材料に
・CRB指数-暖房油、原油が上昇 小麦、天然ガスが下落
・ポーランド中銀、政策金利を1.50%に据え置き-予想通り 
・ツイッター、NFL試合を動画配信へ
・対外対内証券売買(先週) 
・日本銀行の対政府取引(3月) 
・マネタリーベースと日本銀行の取引(3月) 
・営業毎旬報告(3月31日現在、日本銀行)
・オフィス空室状況(3月)
・コール市場残高(3月、日本銀行)
・中外貨準備高(3月)
・米カンザスシティー連銀総裁が講演
・米IMFが世界経済見通し(WEO、分析編)公表
・ECB議事要旨公表

・09:00 日銀全国支店長会議
・09:30 黒田日銀総裁あいさつ
・14:00 日銀4月地域経済報告

・07:30 ブラード米セントルイス連銀総裁あいさつ
・09:00 カプラン米ダラス連銀総裁講演
・20:00 南ア・2月製造業生産(前月比予想:-0.2%、1月:-1.8%)
・20:30 欧州中央銀行(ECB)が3月理事会の議事要旨公表
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:27.0万件、前回27.6万件)
・04:00 米・2月消費者信用残高(予想:149.00億ドル、1月:105.38億ドル)
・06:30 イエレン米FRB議長がバーナンキ氏、グリーンスパン氏、ボルカー氏と討論会参加

《決算発表》
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