★トルコリラ/円の中期トレンドを示す週足では、13週SMA（赤線）と26週SMA（青線）を上抜け戻り基調が続いている。また、13週SMAが26週SMAをわずかに上抜け、ゴールデンクロスしてきている。そのため、強い戻り基調を維持している。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、5、3、20、80）では、かなり買われ過ぎ過熱感は出ているものの、明確な上昇トレンドが続くなら高水準に張り付くダマシが継続する可能性がある。そのため、過熱感だけで判断すると危険である。

52週SMA（緑線）は2019年半ばから2020年前半までレジスタンスとして意識され、上値を抑えられて再び下落基調になった。

現在、下向きの52週SMAは14.88円に位置しており、レジスタンスとして意識され始めている。ただし、52週SMAを明確に上抜けすることが出来るようなら、上値追いの動きになりやすい。

しばらくの間は、52週SMAの攻防を注視していく必要がある。