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豪ドル/円ボリンジャー・バンド・スクイ―ズ分析!
- 2016/04/05
- アジアタイム
★ボリンジャー・バンド・スクイ―ズで分析する。スクイ―ズ(圧搾する・押しつぶす)の後には大きな値動きが訪れる傾向がある。ボリンジャー・バン ドのス クイ―ズを確認するには、ボリンジャー%B(バンド幅)という指標を併用すると便利だ。3本の縦線でスクイ―ズが起きている部分ではボリンジャー%Bが極 めて低いレベルまで下がる。低いレベルまで低下した後、上下に反発・反落していることが分かる。
真中の移動平均線 は20日移動平均線(紫線)で、その20日移動平均線の上下±2シグマを設定している。また、200日移動平均線(茶線)を入れる。一般 的には、200日移動平均線より下なら下落基調、それより上なら上昇基調と解釈するので、200日線を突破すると買い方に勢いが大きく付くことになる。
かなりボリンジャー%Bが低位にあり、バンドが縮小していることを表している。そのため、上下どちらかに振れる可能性がある。200日移動平 均線の下にあり、方向も下向きとなっている。さらに20日移動平均線を下抜けしてきた。バンド幅が縮小してきているので、下振れする可能性が高まっている。
本日は13:30に豪中央銀行キャッシュターゲットが発表される。市場予想では現行の2.00%の据え置きが予想されている。サプライズは利下げとなるが、その際は一時豪ドル売りが加速する可能性がある。ただ、逆に打ち止め感となると反転という状況になる可能性もあるので注意が必要だ。