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日経平均株価は3営業日ぶりに反落
- 2016/03/29
- アジアタイム
日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、前日比30円84銭(0.18%)安の1万7103円53銭で取引を終了した。配当分(127円)を考えると、実質的に上昇した。今週は、29日に米FRBのイエレン議長の講演、4月1日には米雇用統計や日銀短観など今週は国内外で重要行事を控えている。イベント前で積極的な買いが入りにくい中、3月期決算銘柄の権利落ち分を埋め切れなかったが、心理的な節目の1万7000円を下回る場面では押し目買いも観測され、市場は底堅い印象だった。年金資金など機関投資家が、配当の再投資のためTOPIX先物に買いを入れる場面も観測された模様だ。東証1部の売買代金は概算で1兆8382億円と低水準だった。JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反落し、終値は前日比36.43ポイント(0.29%)安の1万2446.45だった。TOPIXも3営業日ぶりに反落し、4.25ポイント(0.31%)安の1377.60。東証1部の売買高は17億5085万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の55%にあたる1061、値上がりは789、変わらずは85だった。