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日経平均、配分落ちを埋めきり上昇か!?

  • 2016/03/29
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

S&P500種株価指数は前営業日比0.1%上げて2037.05で終了。NYダウは19.66ドル(0.1%)高の17535.39ドルでt取引を終えた。ナスダック総合指数は0.1%安。欧州では殆どの市場がイースターマンデーの祝日のため休場。米株市場は、金利の先行きを見極めるため経済指標に注目が集まっている模様だった。イエレン議長の講演が29日に予定されており、ダドリー総裁の講演が31日に控えている。4月1日には雇用統計とISM製造業景況指数の発表がある。米商務省が28日発表した2月の個人消費支出は微増となり、個人消費支出物価指数はマイナスに転じた。このため米FRBは、労働市場の需給が急速に引き締まっていてもなお、利上げに慎重な姿勢を維持するのではないかとの見方が台頭した模様だ。また、28日のNYMEX市場で原油先物は3日続落。WTI(5月限)は前日比0.07ドル安の39.39ドルで終了。引き続き需給の緩みが意識された模様だ。東京株式市場は権利落ち日。日経平均で127.43円の落ち分が想定されるものの、TOPIX先物で配当の再投資による買いが見込まれ、日経平均株価も落ち分を埋め切れば、上値トライも期待出来そうだ。3月の225先物は17000円を挟んでもみ合う展開が続いており、18日安値(16470円)を下回らなければ、下方への保ち合い放れは想定しづらい印象だ。

寄り前外資系注文状況(5社ベース)は、売り910万株、買い690万株の差引き220万株の売り越しと観測。金額は売り97億円、買い82億円。セクター別では売り 不動産・小売・石油・ガラス・機械・情報通信・その他製品・銀行・電機などから、買い 電機・食品・薬品・商社・化学などから観測。

【買い材料】

・NYダウ上昇(17535.39、+19.66)
・NY為替-ドル売りも、ドル円113円半ばでしっかり(113円40-50銭)
・育児や消費関連銘柄への物色、政策期待高まる
・平成28年度予算、きょう成立へ
・米2月中古住宅販売成約指数、+3.5%(予想+1.2%)

【売り材料】

・米債券市場-小反発、米コアPCEの伸びは鈍い
・連続テロによる投資家のリスク回避姿勢
・世界経済の減速懸念
・NY原油先物-小幅続落、増産凍結に不透明感(39.39、-0.07)
・ナスダック下落(4766.79、-6.72)
・CME225先物は大阪取引所比で下落、16950で引け(1950、-20)
・恐怖指数VIXは15.24、前日比上昇
・米国会議事堂付近で銃撃、ホワイトハウス一時閉鎖 米議会はこの日は休会
・中国深セン市が住宅購入規制を強化、頭金基準を引き上げ

【その他注目点】

・配当落ち影響度、日経平均127.43円
・CRB指数-小幅高 天然ガス、小麦が上昇 暖房油、ニッケルが下落 
・米国株式市場-ほぼ変わらず 週末の雇用統計を控え小動き
・欧州株式市場-主要株式市場は総じて休場
・NY金先物-小幅続落、米追加利上げへの警戒感が重し
・ジカ熱、感染3日後のマウスの脳からウイルス検出
・安全保障関連法が施行
・かんぽ、第一生命と提携
・商業動態統計(2月)
・製造業部門部別投入・産出物価指数(2月、日本銀行)
・民間企業資本ストック(10-12月)
・東証住宅価格
・米FRB議長が講演 

・08:30 2月有効求人倍率(予想:1.29倍、1月:1.28倍)
・08:30 2月失業率(予想:3.2%、1月:3.2%)
・08:30 2月家計調査・支出(前年比予想:-1.9%、1月:-3.1%)

・17:00 ユーロ圏・2月マネーサプライM3(前年比予想:+5.0%、1月:+5.0%)
・18:15 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁講演(米経済、シンガポール)
・22:00 米・1月S&Pケース・シラー住宅価格指数(前年比予想:+5.75%、12月:+5.74%)
・23:00 米・3月消費者信頼感指数(予想:94.0、2月:92.2)
・24:30 イエレン米FRB議長講演(NY経済クラブ)
・02:00 米財務省5年債入札(340億ドル)
・02:00 カプラン米ダラス連銀総裁講演
・05:00 カプラン米ダラス連銀総裁講演

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