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東京株式市場、閑散相場の中もみ合いか!?
- 2016/03/25
- アジアタイム
米株市場はほぼ横ばいで取引を終了。S&P500種株価指数は週間ベースで6週間ぶりに下落。エネルギーや素材、金融株などこれまで上昇してきた業種に売りが先行し、この日は石油・エネルギー銘柄が上昇。S&P500種株価指数は0.1%未満下げて2035.94。週間では0.7%の下落。NYダウは13.14ドル(0.1%)上げて17515.73ドル。ナスダック市場は0.1%の上昇。25日の米株式市場はグッドフライデー (聖金曜日)の祝日で休場となる。ウォールストリートの業務縮小を進める投資銀行が増えている中、野村HDは北米の従業員を約20%削減する可能性がある様だ。クレディ・スイスは23日に2000人の追加削減計画を発表し、ゴールドマンとBofAは業績の芳しくない行員を対象とする定期的なリストラしてウォール街の一部業務縮小を進めている模様。きょうの225先物市場は、グッドフライデーで本日の主要な欧米市場が休場となるうえ、週明けのイースターマンデーもあり、閑散ムードの中、日柄調整が想定される。24日のOSEのナイトセッション6月限は、OSE比50円安の16670円で取引を終了。売買高は1万3704枚だった。24日のCME日経先物(円建て)の清算値はOSE比50円高の16770円だった。この日の安値は、円建て16585円。売買高は4万枚台でまずまずの賑わいだった。テクニカル的には転換線(16795円)や5日線(16754円)を終値ベースで下回ってしまっている事等から、目先ののブル・トレンドにやや一服感が出ているという印象がある。目先は為替相場や原油動向次第では25日線(16559円)近辺への調整も警戒される。
寄り前外資系注文状況(5社ベース)は、売り350万株、買い270万株で、差引き80万株の売り越し。セクター別は、売り 不動産・金属・通信・電子機器・その他製品・小売・銀行などから、買い 建設・サービス・自動車・不動産・REITなどから観測。金額は、売り75億円、買い:31億円。
【買い材料】
・NYダウは上昇(17515.73、+13.14)
・ナスダック上昇(4773.50、+4.64)
・マザーズ指数4日続伸、個人の物色意欲強い
・NY為替-動意限定 関連市場頼りの展開に(112円75-85銭)
・CME225先物は大阪取引所比で上昇(16770、+50.00)
・特区活用、東京駅近くに日本一の超高層ビル整備へ
・金利ゼロの資金調達が拡大
・米先週分新規失業保険申請件数26.5万件(予想26.9万件)
・NY原油先物-続落も安値から切り返す
・恐怖指数VIXは14.74、前日比低下
【売り材料】
・欧州株式市場-大幅下落 原油安と連休控えた調整で
・連続テロによる投資家のリスク回避姿勢
・世界経済の減速懸念
・企業景況感、悪化見通し
・三菱商事、赤字1500億円
・米2月耐久財受注、前月比-2.8%
・人民元の24日の中間レートは1米ドル=6.5150元、前日比で0.328%元安
【その他注目点】
・ブラード米セントルイス連銀総裁「インフレ期待低下するなら利上げ望まない」
・米国株式市場-ほぼ変わらず 主要3指数とも6週間ぶりに反落
・LINE、格安スマホ参入
・CRB指数-続落 ガソリン、天然ガスが上昇 砂糖、コーヒーが下落
・NY金先物-小幅に続落も祝日控え動意限定
・保育士の給与4%増など、自公が緊急提言へ
・中信銀行、スペインBBVAとの戦略提携解消へ
・NY原油(39.46、-0.33)
・ベーカー・ヒューズ週間統計-米石油・天然ガスの掘削リグ稼動総数は14週連続減少
・資金循環統計速報(10-12月、日本銀行)
・資金循環統計確報(7-9月、日本銀行)
・企業向けサービス価格指数(2月、日本銀行)
・対外対内証券売買(先週)
・基調的なインフレ率を補足するための指標速報(日本銀行)
・08:30 2月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:0.0%、1月:0.0%)
・21:30 米・10-12月期GDP確定値(前期比年率予想:+1.0%、改定値:+1.0%)
《決算発表》
ミタチ、壱番屋
場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740