株式・FX・商品情報
東京株式市場、5日ぶりの反発か!?
- 2016/03/22
- アジアタイム
S&P500種株価指数は前営業日比0.1%高の2051.60 。昨年12月30日以来の高水準。S&P500種は先週末に年初来でプラスを回復。NYダウは21.57ドル(0.1%)上げて17623.87ドル。米株はこれで、昨年11月以来で最長の5週連続での上昇となり,7営業日連続上昇。ナスダック総合指数は0.3%上昇した。米ADRは総じて上昇した。米株上昇を好感し、日本株ADR市場も追随した。米金融政策当局者2人が早ければ4月の利上げの可能性を示唆し、一時円相場が1ドル=112円近辺まで下落したこともあり、円換算値はほぼ全面高になった。先週末の225先物CME清算値(円建)は18日のOSE日中終値比で130円高、週明けの清算値は同245円高の16755円となった。先週末は一時16500円を割り込み、16470円まで下落したものの、25日移動平均16450円(18日)がサポートされる展開となり、17000円の上値を伺える水準まで値を戻した。今週の日本株市場は期末を控えた4営業日となり、年金資金の流入期待も台頭する。今日の225先物は、先週末高値(16790円)、5日線(16842円)レベルを意識しつつ、上値トライか!?今日は「消費増税延期会合」とされる3回目の国際金融経済分析会合が開催される予定。消費増税反対論者のポール・クルーグマン米ニューヨーク市立大教授が講師で、消費税に絡む思惑で上下する可能性も否めないところ・・・
寄り前外資系注文状況(5社ベース)の動向は、売り1690万株・買い1510万株で差引き180万株売り越し。セクター別では売り:電機・自動車・情報通信・薬品・食品・その他製品・小売・サービスなどから、買い:小売・化学・通信・食品・金属・陸運・機械・不動産などから観測。金額は売り268億円、買い189億円。
【買い材料】
・米国株式市場-主要3指数が上昇 ダウ平均は7日続伸(17623.87、+21.57)
・ナスダック上昇、(4808.87、+13.23)
・シカゴ日経225先物(16755、+245)
・米債券市場-反落 タカ派な当局者発言が相次ぐ
・NY原油先物-反発 ドル高でも売り一巡後に値を戻す(39.91、+0.47)
・NY為替-ドル底堅い 米当局者のタカ派な発言相次ぐ
・恐怖指数VIXは13.79、前日比低下
・ドル円112円台に上昇
・上海株、約2ヶ月ぶり3000ポイント回復
・NISA口座1000万、個人の投資意欲旺盛
【売り材料】
・CME225先物は大阪取引所比で反落 タカ派な当局者発言が相次ぐ
・人民元の21日の中間レートは1米ドル=6.4824元、前営業日比で0.302%元安
・世界経済の減速懸念
・北朝鮮が飛翔体5発発射
・地方景況に減速感強まる
【その他注目点】
・欧州株式市場-上値重いが方向感に欠ける
・NY金先物-続落 米金融当局者の発言も重し
・CRB指数-ほぼ横ばい ガソリン、砂糖が上昇 天然ガス、ニッケルが下落
・欧州債-手掛かり乏しい 米国債に影響受ける
・中国、増値税範囲の拡大、今週に細則発表か
・13:30 1月全産業活動指数(前月比:+1.9%、12月:-0.9%)
・16:50 公示地価(2016年)
・14:15 スティーブンス豪準備銀行総裁講演
・17:30 独・3月製造業PMI速報値(予想:50.8、2月:50.5)
・17:30 独・3月サービス業PMI速報値(予想:55.0、2月:55.3)
・18:00 独・3月IFO企業景況感指数(予想:106.0、2月:105.7)
・18:00 ユーロ圏・3月製造業PMI速報値(予想:51.4、2月:51.2)
・18:00 ユーロ圏・3月サービス業PMI速報値(予想:53.3、2月:53.3)
・18:30 英・2月消費者物価指数(前年比予想:+0.4%、1月:+0.3%)
・18:30 英・2月消費者物価コア数(前年比予想:+1.2%、1月:+1.2%)
・18:30 英・2月生産者物価産出指数・産出(前年比予想:-1.2%、1月:-1.0%)
・18:30 英・2月公的部門純借入額(銀行除く)(予想:+59億ポンド、1月:-112億ポンド)
・19:00 独・3月ZEW景気期待指数(予想:5.4、2月:1.0)
・22:00 米・1月FHFA住宅価格指数(前月比予想:+0.5%、12月:+0.4%)
・22:45 米・3月製造業PMI速報値(予想:51.9、2月:51.3)
・23:00 米・3月リッチモンド連銀製造業指数(予想:0、2月:-4)
・01:30 エバンズ米シカゴ連銀総裁講演
《決算発表》
アークランド
《新規上場》
チエル