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投機筋に狙われやすいトルコリラ!

  • 2020/04/27
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★トルコ中銀は先週22日に、政策金利である1週間レポレートを9.75%から8.75%に引き下げた。市場予想の9.25%の引き下げより大きい利下げ幅で実質金利マイナス幅も更に拡大し、リラは底バイの展開となっている。さらに、中銀は追加利下げも示唆しており、金利面でのリラ買いの魅力は失われてきている。また、トルコ金融当局によるリラ買い・ドル売り介入にもかかわらず、対ドルに対して弱含みの展開が続いている。トルコ中銀の外貨準備高は減少傾向にあり、17日時点では前週比約20億ドルの減少となっている。それを見越した投機水のリラ売り仕掛けには注意が必要となる。そのため、米FRBとスワップ協定を結びたい方向であるが、格付け会社フィッチは先週スワップ協定が結ばれる可能性は低いとの見解を示している。

 

トルコリラ/円の日足では、一旦の下押しバイアスは軽減しており、5日SMA(赤線)も下向きから横ばい傾向となってきている。そのため、下向きの10日SMA(黄線)もゴールデンクロスするのか、それとも再び5日SMAが下向きとなるのか節目にきている。ただ、ロウソク足は5日SMAの下方に位置していることから、ジワリとトルコ安となってきた。

また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、低水準で底這いの状態となっている。

トルコリラ買いの材料が乏しい中、外貨準備高の減少傾向により投機筋に狙われやすい地合いとなっている。そのため、値ごろ感だけでのリラ買いは注意が必要となる。

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